バイアグラの歴史は意外なものだった!?
今から二十数年前の1990年代前半、世界最王手の製薬会社ファイザーの研究所にて
現在のバイアグラのもととなった薬が研究されていました。
今となってはED治療薬として有名なバイアグラですが、
もともとは狭心症の治療薬として開発が進められてたのです。
胸部に一時的な痛みや圧迫感が起きる症状だねー
実験を重ねるも狭心症に対する効果はあまり期待できなかったので、
研究員は臨床試験の中止を決め
治験者達から試作段階の治験薬剤の返却を求めたのですが、
なぜかそれを拒む人が続出しました。
どういうことかとその理由を詳しく調査してみると
この治験薬が勃起力を向上させる副作用があるためだということが判明。
これをきっかけに、開発中であった狭心症の治療薬の成分中に偶然にも、
勃起不全を改善する効果があることが発見され、そこから狭心症に治療薬としてではなく
勃起不全のための治療薬として開発が進められていくことになったのです。
その後の1998年5月、ついにファイザー社によりバイアグラ錠(VIAGRA@Tablets)が発売されました。
そして現在では世界110か国以上で発売されている実績が示すように、
バイアグラは安全が保障され世界で最も認められたED(勃起不全)治療薬となっています!
実際ここ日本でも1993年3月に発売されてから約200万人を超える人々に愛され、使用されています。
果たして本当なのか!?バイアグラの名前の由来
実はバイアグラ、研究段階ではシグナフィルという名前で呼ばれていました。
つまりバイアグラという名前になったのは商標登録されるときなんですよね!
ちなみにバイアグラという言葉はもともと存在しておらず、造語らしいのですが
ではその言葉はどこからとったの?ということになりますよね…
どうやらこれには面白い二つの説があるみたいです。
1、タージ・マハル説
昔インドでは、世界遺産で有名なタージ・マハルを作った王様がいました。
その王様はすごく絶倫であることで有名で
なんと300人以上もの女性を妃として従え、夜な夜な何人もの女を抱きまくっていたそうです
そしてたくさんいる妃の中で最も愛した女の人が亡くなったときに
その王様が建てた墓がタージ・マハルというわけですね。
その墓を建てた町が「アグラ」というので、そこからとっているという説
2、豪滝ナイアガラ説